１日目
飛行機が１０：４５であったので、比較的余裕があるはずであったが、バダバタでした。
子供たちには3日間のスケジュールを説明しておく。
みなさんより早く中に入れました。
初めての飛行機に乗る怖さより、結婚式の食事に目がくらんでいるので、あっさり乗ってくれた。
飛行機が遅れて、結構待ったけど、楽しいところへ行けるためか、パニックも起こさずおりこうさんでした。
最新型の飛行機のため、自分の前にモニターがあった。
ところが、バルンの前のモニターだけ消えている。「やばい」
スチュワーデスさんは大丈夫と言うけど、ドギトキものでした。
バルンは座席のスイッチ類をいじりまわして、スチュワーデスさんに注意されました。
飛行機が離陸したときはバルンも感激していました。窓の外をじっーとみていました。
座席の前のモニターは現在位置と高度、速度を表示してくれたので、
あとどのくらいで到着するかメドが立つためか、おとなしく待ってくれた。
２時間近い間、座っているのも退屈で、いろいろ用意しましたが、あまり役にたたず。
でもおりこうさんに座っていました。
サービスの飲み物はちゃんと選択できました。
遅れたせいで、ディズニーランド行きのバスの時刻がすぐになり、食事が取れない時間となってしまった。
おなか空いているけど、バスに乗る。
予約の座席が埋まったので、予定時間より早く出発して、高速も混んでいなかったので、
予定より３０分早く、ホテルに到着する。
すぐに食事をして、おなかを満たす。
３時にチェックインして、部屋でしばしくつろぐ。
着替えて、結婚式場へ出発。
バス、電車２回乗り換え、最後は「ゆりかもめ」でお台場へ。
駅の名前をスケジュール用紙に書いて、いっこいっこ消しこみをしていった。
アルファは結婚式の食事が目的なので、足取りも軽い。目的意識は偉大である。
バルンは新郎新婦に合える楽しみを持っている。
やっと、式場に着いて、更衣室へ、我が家の独占でした。
式は人前結婚式でした。久しぶりのチャペルでした。
新郎新婦はつぼみ学級本部の出身です。
当時、我が家はつぼみ学級に入ったけど、まだ、小さくて、なかなか参加できない状態でした。
バルンが３才でした。パニックも多く、意味もなく機嫌の悪い時もあり、アルファも「もしかして」のころでした。
二人を育てるのがやっとで、何かに参加する気持ちの余裕がなく、気落ちしている頃でした。
突然、新婦から私のホームページを通してメールがきました。
誰だろうと思いながら、次はつぼみに参加しようと思い、出かけるようになりました。
新婦は同じ国分の隣の隼人に住んでいました。
ママ一人で自閉症二人をみるのは大変で、そのサポーターを新婦がかって出てくれました。
病院に一緒に行ってくれたり、遊んでくれたり。
そのうち、新郎も一緒に現れ、二人で我が家をサポートしてくれました。
本当に助かりました。何かに塞ぎこんでしまいそうな、家族を救ってくれました。
私が、外に向かって活動できるようになったのも、新郎新婦の考えに感化されたからだと思います。
利他の心をもった二人のおかげで、私も前向きな考えを持つようになりました。
(二人とも子供たちの笑顔が見たくてサポートしていますと言ってくれました)
今では離れていますが、鹿児島に帰ってきたときは必ず、我が家に泊まってくれます。
子供たちも二人が来ると聞くととても楽しみにしています。
新郎は口笛が上手だったので、子供たちは「くちぶえさん」と呼んでいました。
今回はじめて本名を知りました。
新婦ははじめから「ふ○ちゃん」だったので、差がずいぶんありました。
そんな二人の結婚式なので、どうしても家族行きたかったです。
こんなことでもないと飛行機にのることもなかったでしょう。
もちろん、子供たちは結婚式は初めて、「これが結婚式」と思ったことでしょう。
花びらを二人に投げるのも、アルファは投げつけて遊んでいました。
庭で軽く飲食ができて、アルファの大好きなカキ氷があり、ぱくぱく食べていました。
披露宴がはじまり、ゆうかりこどもセンター所長の田邊先生の祝辞と乾杯で始まりました。
花束贈呈に我が家のふたりも一緒に参加して、お祝いの言葉も言いました。
バルンはマイクを持つと離さない方なのですが、すんなりアルファに渡してくれました。
二人とも上手にお祝いの言葉をいえました。(とても短い文ですが)
お返しにバルンは映画「カーズ」の大きな車をもらいました。
音がすごかったのですが、ホテルに帰ってもホテルの廊下まで出て、走っていました。
アルファはいつものアンパンマンです。
長い祝辞もなく友達のインタビュー形式で進んだので、とても和やかでした。
最後は庭でフルーツ三昧となり、アルファの目が輝いていました。
これが「結婚式」だと二人の記憶に入ってしまったら、今度、形式的な結婚式にめぐった時大変なことになりそうである。
当分予定はないので良いけど、特にアルファの記憶は消し去ることはないであろう。
終わって、ホテルについたのが１０時でした。
そして、翌日はディズニーランドです。
ゆっくりと食事を取って、９時に昨日の新郎新婦が久しぶりのサポーターです。
アシスタントカードをゲットして、いざ出陣です。
でも、子供たちが何に乗りたいと言うわけがないので、バルンはゴーカートにしました。
ご機嫌に乗っていました。
いろいろと回るより、リピートが多くて、
バルンはゴーカート２回、
アルファはジェトコースターを３回、it's a small world に３回のりました。
でも１０個以上は乗ったでしょう。
アシスタントは２回しか使わなかったです。
お昼のパレード、夜のパレードもすばらしく、全員見入っていました。
バルンは「カーズ」のコーナーを見つけ、自分で写真を撮っていました。
ひろーい敷地で新郎新婦の親戚に２家族遭遇して、狭い世の中である。
帰りも９時となり、回りきれない広さでした。
バルンは隣のディズニーシーに行きたそうです。
新郎新婦さん本当にありがとうございました。
新婚旅行はモルジブだそうで、「津波が来ないといいね」でした。
寝たのはまた、１１時過ぎでした。
そして三日目、
そのころ私の体はホテル空調の乾燥した空気で病になりかけていました。
ゆっくりと朝食をとりました。
今回はバイキングが多かったので、アルファは果物三昧。
ご飯ものは振り向きもせず、果物を食べつづけました。
ディズニーリゾートのモノレールで一周して、いざ、ＮＨＫに向かいました。
昔私がアイスホッケーをしていた頃、よく代々木の体育館に通いました。
原宿駅で降りて、代々木公園を横断して、ＮＨＫへ。
スタジオパークに行きました。
でも二人が行きたいのは「ふれあいホール」での「ななみちゃん」や「どーもくん」です。
収録があれば良いのですが、そんわけにもいきません。
スタジオパークで我慢です。
おみやげを買ってどうにかです。
私は着替え等の入った２０kgデイバックを担いで、少し疲れ気味。
帰りはバスに乗って渋谷駅へ。
その人の多いのには、びっくり。
昔はなんともなかったのに、久しぶりにたくさんの人を見ました。
かき分けて、ホームへ。
羽田空港も第一と第二と二つになり、慣れない方だったので、おのぼりさん風に行動です。
子供たちは元気で、行動を渋ることがなく、スケジュールカードを見ながら、最後はおうちを目指して行動あるのみ。
飛行機は我が家担当のスチュワーデスさんが現れて、挨拶がありました。
二人とも帰りたい気持ちがあるのか、おりこうさんしていました。
飛行機に乗せるのに心配していましたが、二人ともあっさり乗って、
あっさり、時間を過ごして、パニックも起こさずでした。
アルファは行きも帰りもトイレでウンチをして「さすが」である。
初めての飛行機でウンチができるのはアルファぐらいかもしれない。
鹿児島空港に着いたのが１９時前。
途中で食事を取って、帰りついたのが２０時半でした。
疲れたーでした。
翌朝は疲れて起きれず、病院行きでした。
喉が痛くて、体がだるく、最悪の調子でした。
私とアルファは家に居ましたか、
バルンとママは鹿児島市へ映画「カーズ」を見に出かけました。
残ったのは大量の洗濯の山。
良く晴れた日なのに、物干しが足りないので、コインランドリーで乾燥でした。
そして、つぼみ夏キャンプへ突入です。
私の体は体調不良でボロボロ。
再度病院で夏バテの漢方薬をもらって、少しづつ回復中で、こうやって書いています。
短期間の間に多くの事を詰め込んで、後悔しております。
でも子供たちは元気で走り回っております。
アルファはキャンプで真夜中もギンギン状態で走り回っていました。
長編を最後まで読んでもらってありがとうございます。
